【不法投棄的な】詩を書き捨てるスレ【日常】 [転載禁止]©2ch.net
春が始まるのがいつかふと考えてみた
冬が終わるのがいつかも考えてみた
じゃあ夏は秋はという
繋がる連なりの中での話し
暑いか寒いかがこの惑星の傾きやら太陽との距離やらで変わる
変わり続けて回り続ける
自転しながら公転してるから
季節もそのタイムテーブルの上をある程度
決まったコースを歩むわけだ
だから始まりや終わりはなく
プロローグやエピローグもない
夕焼けのくたびれた駅前の商店の看板は錆びているがそれもプラスマイナスゼロの酸化現象だ
科学で説明がつかないことなどない
科学は説明するための道具だからだ
季節が巡りゆく
月が生んだ潮流が風を運び
鳥が海を渡る
自然と科学は別ではない
科学は説明するための道具だからだ 次世代の様式
戦争が始まったぜふひゃーひー
ラブリンラブリン 優しい世界
最前線に立たされたのは僕達若者でなく
かといって反戦運動家でもなく
文庫本だった
よだれでべとべとだ ばっちぃさわりたくねぇ
文庫本はすすむよ横一列に
意外と今の戦場でも砲弾使うんだね
どびゅーん ばらばらばら
ランボオの詩集が散った >>1乙です
どきどきする
決断の時
時々 どうしてこんな事になったのかと、思いに沈む
いよいよ決断の時
一体どんな運命になって行くのか… 歩くwalking
疑り深い目をした都会のニーズの隙間をついて
目を見て顔を見てeyesight
自由freedomそれを無くすには簡単さ
偽りの自由freedomこれを作り法律で保証するのさ
おかしいだろ?
いらないものをわざわざ作って下さいと頼まなけりゃならないし、それをまた守って頂かなけれりゃならない
それが不自由って奴でも自由のために必要なものなんだ
呆れ顔でタバコをふかす自由の女神の隣で俺は欠伸をかく。欠伸をかいてまた眠ろう。目の前のクレイジーな心臓達に付き合いきれないよ
もっとシンプルに生きたい
誰だってそうさ
シンプルイズベスト
シンプルこそが自由への早道さ
今すぐ苦しめ合うのをやめないか兄弟
騙しあったり取り合ったり
それをやめて
助けあったり分け合ったりするのが
シンプルへの早道さ
クレイジーな心臓達よ分かっておくれ
地獄なんて死んでから待ってるものじゃない
その鼓動こそが地獄さ
だから自由のあの孤独こそが孤高の一時
ひとときの安堵
地獄の中にこそある天国もある
シンプルな論理だがそれは確かにある
不自由の中にこそある自由という価値
シンプルな論理だが確かに存在する価値なんだ vision
俺の持ってる
持って生まれた
または自然と育まれてきたビジョン
そういったものを否定しないで欲しい
誰かの唱えたビジョンなんて何の為になる
俺の心にある景色
それがビジョンさ
俺の心が動く音
それがビジョンさ
俺が出す声
見ている景色
それは確かに今は押しつぶされている
都会のアスファルトの下に押し込まれているビジョン
ビジョンを嘘で塗り固められて
見えなくなったら思い出そう
本当の景色
求める景色があるはず
そよ風の中遠くに揺れる木々
辺りは薄暗くもう夜だ
遠くに揺れる木々ざわめく森
風が動かしたランプの明かりも揺れている
ビジョンを持つのではない
ビジョンは思いだすものだ
それは帰るべき場所なんだろう 少しだけ暖かくなって
ここの桜が咲いた
何日か前にまだかなり寒かったころ
一輪また一輪と花が開いたのだった
山桜の小さいようなかわいい花
ぽかぽか陽気のもと公園を散歩
ベンチの上でりんごを齧ったら
いつの間にか涙も乾いていた 碧い水着
碧い水着の髪の長い少女が木の枝に腰かけていた
しばらくして、草履で丸髷の女が木に昇っていった
葉の茂みの中で頬を打ちすえる音が聞こえてきた
そして、水着が「ボタリ」と木から落ちてきた
水着は汗でグッショリと濡れていた
水着から立ちのぼる湯気が女の闘いの激しさを物語っていた
木の上から少女のすすり泣きが聞こえてきた
http://bbs5.fc2.com//bbs/img/_770900/770881/full/770881_1426325869.jpg この国は
今、ホロコースト中
静かに
民衆の意識を取り込みながら
嗚呼、せめて
穏やかに死なせて 青春ていうのは
絶縁体
そう瑞々しい絶縁体なのだ
早春の木々の蒼く萌え始める様のような
そういきり立つ絶縁体に巻きつけられた
電線だ
電線に巻きつかれて青春は終わる
電線に電気にやられて終わる
体の中に電気が入る
電気が走る
それが生きる上で我と外との境目を表す
感じながら生きるのだ外を
それを分かったつもりになるのが大人になることだろう
それを時々忘れて生きている
忘れる為にまた
絶縁体をいきり立たせている ゴーストタウン
ゴーストタウンにならない街は無い
街とは屍の上にアスファルトを敷き詰めた土地だからだ
土地は器
その淵に蠢く単なる生物としての
人間なのだ
ゴーストタウンになった所でそれがなんだ
どうということはない
我々は単なる器の淵をうろつく水辺の生物だからだ あなたが適当に作った適当にかっこいい曲は、憂鬱に支配されかけていた私を絶望から救ったあなたに自信を
私に勢いと希望を
みんなに幸せを
子供に未来を
大人に力を
老人に安らぎを もうだめぽ
カウントダウンが始まった
好きにならなければ良かった
みんな何処かへ行って
こちらの事なんて忘れてしまう
もう人を好きになりたくない
もう消えて無くなりたい 普段は家格が上だと尊重させ
家が困ると関わり合いを避け
そんな人非人は
地獄へ堕ちろーーーーーーー!! 大成に
至る為に
がむしゃらに練習して来たが
浮気問題で
躓ツマズき
ずっと停滞中
タイガー・ウッズ キリッとした態度で
優雅に貧乏を生き抜いてきた
バシッと堂々と晴れの舞台で発言した中南米の星
キューバ 食べる事意外に
身体に良く
後味も良い
代わりになるものを
探したい 俺はこの虚しさの
先頭に立って歩かなきゃならない
俺はこの喪失感の中を
溜息の中を
つまらなさの中を
なんとかかんとか
やって行かなきゃならない
自分の中に勝手に自分で作った
摩擦に苦しむのはやめたいが
それが人なんだよな
人なんて弱いようで弱いなりに生きていく 母方の叔母
はぐれた自分へは
悲しいほど
たったの一欠片カケラも
相手にしてくれなかった
それなのに
おかしいかな
亡くなってみると
何故か悲しい
バカみたいだと
自分でも思う アクロバット元気
すべての人を満足させたと思う
すごいことだよね
だって想像以上の奇跡を呼んだんだよ
あの人にもこの人にも結果的に
その意味では感謝しているし好きなのだと思う
どう考えても現状絶対にそれは否定されない
当然だが、そこは焼餅焼いちゃいけない部分
それなりの努力をしたのだ
しかし、突き抜けて非凡であろうとすればどうなのだろう
どんなに美しくはない顔貌でも見てみたいと思うのだろうか
心だけで繋がっていればいい人と顔を合わせた時に何が起こる
100年の恋さえ冷める?やっぱり見なきゃよかった?
ごめんね、がんばる未知
飽くまで自分は自分でしかないから
でも、よぼよぼでもいいから痩せて話はそれからすることにしよう
そういうのは努力というより戦術かもしれないが、それさえ出来ないのは駄目! 普段は
みんなと一緒
しかし
夜になると
鬱になる 雨の匂い
分からない
分からないんだ
迷いながら働いたり
迷いながら朝起きたり
もっとシンプルがいい
体制に反対したり
体制側についたり
楽しそうだよな
シンプルに抑えつけたり
シンプルに反発したりしてる
だからもっと
喉が渇いている
雨の匂い
夜に包まれている 「想像」
母に捨てられるところを想像してみた。
空にひびが入ったように思えた。
恐い。 「夢」
とある森で、秘密の老婆と頭のよさそうな若者が、こんな会話をしていました。
私、Aを研究しているの。
ぼくは、×を研究しています。
2つを併せてみるとちょっと変化を加えてみると
星の形になるんだ。
ぼくは木彫りの人形になった気分。
両親の支配と束縛から卒業します。
星がぼくを守ってくれます。
りん、ぴょう、とう、しゃ、かい、じん、れつ、ざい、ぜん。
ぼくは親の所有物ではないのだから。 なんでもいいから星をみたい。
どんなものでも構わないから、私はちかくで星をみたい。
星間距離は数p。
例え引力で体がなくなっても
私はそれで満足です。
なぜなら私は宇宙のひとつ。
私は今日からお星さまです! 冒険ってやつも
自由とか戦争みたいに
イメージだけが先行している
そんな言葉に思えるが
どんな冒険をするのか
決められないからみんな愚痴をいいながら
働いている
どんな冒険がしたいか
またするべきなのか
それさえさだまれば
あとは怖いもんなし
どんな冒険がしたい?
空へ海への冒険なのか
果てしない可能性への挑戦の準備はできているのかい?
時代の先端を行く
その力が俺たちにはある
全ての方向に先端はあるから
どんな冒険であれ先端であれば成立する
生きながらにして死ぬような行為なのかもしれないが
冒険しよう
そうしよう
湿った空気がまるで止まっているような
真夜中の街灯だけが汗ばむ足下を照らしていたあの夏の夜
あれはあれで冒険だったんだよなぁ 人類史上最高の辞書を使って
どんなに素晴らしい言葉を探しても
好きっていうたった2文字の言葉に
適う言葉なんてないのさ 言葉はなんなの?
電気信号なの?
愛なの?
涙はなんなの?
麻薬なの?
愛なの?
愛ってなんなの?
べとべとしてるの?
染み込んでくるの?
それが、お前だったのか カエルの肌が乾き始めてる
小学校に入れなかった
隣の小道の草の上。じっと、じっと。
雨はさっき止んだのだろう
あたしはカエルの肌を撫でてる
優しく撫でてる
ぬめっていたのは恋心のせい
今日もきっと日が出ない。
ぬめりを奪っているのあたしの手
ロボットだってこんなこと。
天気予報は曇りのち雨。
カエルが草を懐かしい目で見てる
あたしはフェンスの向こうのグラウンドをロボットになった目で
過去も、未来も、匂いも、気持ちも、、
どうせ骨になっちゃうのに
じっと、じっとながめてる。
風の音は少しだけあったかい
きっとあたしの知らない街であたしの知らない人達が
あたしとカエルを知っている。
あたしの手はまだカエルの肌を撫でてる
優しく撫でてる
乾き始めたカエルの肌を。 頭が痛い
あーたまっていたものがこぼれ
目が痛い
女神さまたすけてください
あなたの胸の上で抱きしめて
あーなんか楽になる
救われたかな
巣くわれたかな ダイヤモンド
当たり前のことかも知れんけど君も迷っていた
だから僕もそれにつられて道に迷う
でも、結局はこれが我々の最善だからこうなった
苦しいときもあるけど毎日楽しみにしていた
黒山羊はね、幸せだったんだ
手にした瞬間にダイヤも炭化するのなら手にしないままに手にしたと思い込む
それが一番の幸せなのかもしれないと今は思っておく
世界は全部人の頭の中にあるのさ
灰句集「テレビ用俳人」
よみびと プレ鳩廃人
観光の 俳句でかせぐ 夏ババア
作るより イジリ大好き 夏ババア
自画自賛 ふんぞり返る 夏ババア
毒舌で 夏も凍らす クソババア
運命
手放さなければならなかった
大切なものを沢山失ったのだ
誰もが知っているあの忌まわしい出来事
日付は風で吹き消されようとしている
涙はいつの間にか干上がってしまった
雲ひとつ無い青空は再び立ち上がる勇気を与えるが
人間らしく悩み苦しんだ後にまた悩みが立ちはだかる
デジタルな時代なのにアナログな生き方を選んだ
これが運命というものならば
きっと一生楽ではない 「アニオタストーカーレイプマンの歌」
作詞作曲 プリキュアキモオ
歌 おまえ
女パンティを投げながら
俺をさかんに挑発していた
丸めた下着が 望遠レンズに
遠すぎて 覗きは趣味さ
俺はチャリで必死に漕いで
女の誘いのサイン見逃さず
深夜1500mの道とんできた
ハアハア言いながら
監視カメラ避けて 5Fのベランダへ
配管登り 登山で鍛えたこのカラダ
暑さで開いた窓から侵入した
子供作ろう 双子がいいな
俺の顔さえ知らない眠ってる女
いきなりCから始めよう
何故なんだ 何故なんだ
俺を通報するって どういうことなんだ
誰だって?誰だって?
未来の夫に何て口の聞き方するんだ
殴ってしまうぞ バキッ 素敵なメンズががみんなでサマーフェスを開催!♪
URL貼れないから
めーーんずがでん ってググってみて
※正しいサイト名は英語。 都会の闇も田舎の闇も同じ
人の闇も何もかも
全て生きるためのエゴ
サイコパスだのエゴだのが社会的なピラミッドのてっぺんにいて
それに従って生きるうちにその一部になりきっていってしまった
人間の有様だ
そうゆうエゴやサイコパスな仕組みとも付き合わなくちゃあならないが
忘れないで欲しい
俺達は人間で
ダメ人間なんだ
ダラダラと生きていたいし
憂いていたいのだ
それが人間?
違う
俺達は勤勉で禁欲的で今よりももっともっと
閉鎖的な掟の中で生きていた
だからその鎖を外した今
もっと自由にあるべきなんだ
全ての物事にもっと自分で判断を下さなきゃならない
自分自身の選択の上に生きていかなければならない
それが自由なのだから -花鏡水月-
ガラス越しに見えるビル
そのビルのガラスに反射して見える
高いビルの屋上に立つ男
「手を休めるな、今日が山場だ」
後輩の面倒見がいい鈴木さんの声
今日が山場だ 今日が山場なのだ
誰しも、今日が山場なのだ 朝起きれないの?
学校来れないの?
なにそれ?変な本
笑いながら話すの?
そんなことして楽しいの?
違うよ、叱られたのはわたしだよ?
どうして?
わたしにはわからない 都会の風に吹かれて
雨に打たれて
大人になれたかい?
全てが自己保身だった子供時代
安全でなくとも
進むのが大人だ
大人に安全などいらない
安全でなくとも人を導く道を指差す
安全ではないが
少なくとも自分の立っているよりはマシな道を指差す
それが古い大人だ
仏はどうだ?
天に座し人を導くのが仏だ
簡単なのだと説く
人は必ず首を横に振る
それを微笑み諭すのが仏
危険や貧困、そういった状況の中にも
隣に座りし者よ
その微笑みに栄光あれ 人間であることに
ぞっとする
生きなくてはいけないことに
ぞっとする
考えなくてもいいように
スピードをつけて
前をみて
楽しいと笑って
人間らしく生きている 悲しいことをわからないのは
あなたがそれを笑うから
やさしいね、ありがとう
子どもじゃないけど子どもだよ
変わりませんね
いってきます 世の中ぐるぐる繰り返す
二次元の紙の上でも同じ
三次元の螺旋の如く繰り返す
それはいつの時代も変わらぬ人だからだ
繰り返す
繰り返し
全てが反応しあい繰り返している
同じパターンの反応
それを彩る四季 月 星の瞬きまでもが繰り返す
何重もの重なり
繰り返しの重なりの中で泣き笑い麦の海の上に浮かべた船をこぐ
繰り返した途端
全ての次元がパターン化し二次元に収まる
コンパクトになった次元達が繰り返しの中に収まりそのポケットの中で繰り返し続ける
そして消しゴムのように摩擦で小さくなり
消えていくのだ 純朴
無機物
乃至美化された思い出を
抱えながら湖畔へ赴く
コットン100%の雪化粧を
暫く忘れて
1人ぼんやりとする
些細な衝撃が雨へと変わる
ゲリラ豪雨
NHKの天気予報を見る
湖畔の水で
コーヒーを作ろう
2人分なら美しいか
常識的に
それは日々となる 世の中便利になって私達は楽になったのだろうか
便利にするのが悪いのではない
便利にするのはいいことだ
無計画に生きる人を働かせて
楽に生きる人がたくさんいる
無計画に生きる人は便利になった道具で
さらに長い時間働き
楽に生きる人の為に
自分がどれだけ役にたったのかを
誇りに思う
それは馬鹿だからだ
人間は馬鹿だから
目先の数字に踊らされる
数字のロジックで働いたつもりになっているのは
馬鹿だからだ
馬鹿はなぜ馬鹿なのか?
苦しめ合うから馬鹿なんだ
助け合う事を知らぬ人間は無計画に生まれ
死んでいくのだ
涼しくなった空の下
秋の夜はそうしよう
俺は助ける
その為に生きるんだ 鳥のうた
鳥はいつでも餌を取っている。
時には、育てられない雛を捨てる。家の庭に。
穴に詰まったナッツ。
器用に取り出せる道具がないもどかしさ。
取りたい物が取り除けない。
お前を犬死にさせはしない。
食ってやる。
お前をおれの栄養にしてやる。
鳥が何でも食べられて、
草も土もこなすことができたならよかったな。
鳥が死んだ。
おれは鳥を食べなかった。
スーパーで売られている鶏肉は食べるけど。
おれは、お前を食べる度胸がない。
土の上にのせてやることはできる。
親が無力を否定したのか。
親が無力を捨てたのか。
親が無力を愛せなかったのか。
親が無力を自分のように愛せなかったのか。
その無力な雛も自分ではないか。
愛し尽くすのが義務ではないか。
これは屁理屈かもしれないが、
劣等感の牢獄を自分で作り出し、その中でほえている自分にアイデンティティがあると信じている。そんな解釈があってもいいのだろうか。
そんなアイデンティティでも立派と言える、解釈があってもいいのだろうか。
それも勇気。それも偉い。と、言うしかない。
おれはお前を食べることができない。迷っている、その程度のおれでしかないのだから。 俺は時々俺じゃない
俺は時々君になって
俺を見てる
その俺のまま君を見たりもする
価値観というやつが
行ったり来たり
変化していく
肉体とその外の空間の境界線は
あるといえばあるが
無いといえば無い
そんなもの簡単に飛び越えてしまうのだ
価値観というやつは
常々肉体をベースにして
肉体を土として養われている
価値観は俺を離れて
俺さえも裁くのだ
それを理解し
コントロールするには
諦める事だ
自我を諦め
空間に価値観を解き放つのだ 一人傘をさして
一人傘をさして歩く女は
それだけで絵になる
どこにいようとだ
街のアスファルトの上でも
廃墟の中でも
無人島でもいい
とにかく
降りしきる雨の下
傘をさして足早に歩き去っていく女は
絵になるべきなんだ
古来雨は色々なものを洗い流してきた
雨の中傘を放り出して天を仰ぐなんて
映画のワンシーンみたいだけれど
それは違う
雨の中を
歩き去っていかなければいけない
足早に
うつむき加減に
雨が止めばまた一つ季節が進んだ気がする
傘をたたんでまた忙しい日常を生きていくのだ 沈黙
俺は沈黙している
このままこの沈黙が続けば
それはそのまま
死という沈黙へと続いていくのだろう
ただ
静かな喜びに包まれた沈黙へと続く道もある
騒がしい周りさえも
静かな喜びという沈黙に包みこむ人になる
そんな道を歩みたい
静かな
長い時間をかけた
願いにも似た沈黙
それはそのまま世界を微笑ませるのだ
しとしとと降り続く雨の時代や
カンカン照りの干からびた時代
凍てつく寒さにも耐え
静かな喜びを手に入れる
それはそのまま世界の喜びになっていくのだ 傷、傷、傷、傷、傷、
傷を負えば強くなるのか
傷、
傷を負えば人の痛みが分かるのか
そうじゃない
傷を負って
その痛みを理解するのではなく
傷を負ったプロセスを理解して
そうならないように学習して初めて
傷を負う人を救えるようになる
つまり傷を負う事のメリットは
傷を負わないように
自分自身で考え
自発的に行動するようになる事だ
自分自身で考えた道は
脳のシナプスのような
大地に根ざす木のような
雷の光の筋のような
複雑な反応式だ
それはそのまま
我々の進化と呼べる道筋になるのだ まだ俺達が仲良く盆踊りを踊っていた頃を覚えているかい?
俺はそれが現実だったかどうかも定かではない程昔のように思えるよ
昔が全て良かった訳ではないが
金持ちも貧乏人も
盆踊りが踊れた
誰のものでもなく
共有されていたあの江州音頭で
昔は昔で嫌な事もたくさんあったし、
俺は俺で狭い了見で許せない事もたくさんあった
ただハレの日
祭りやそんな日には踊っていた
夏の花火や露店
ヨーヨー金魚すくい
そこには盆踊りの祭り神楽があって
必ず歌い手がそこに座っていた
よく通る声で近所中に響いていたあの江州音頭で
皆一緒くたになって
ぐるぐるとその周りを踊って周っていたんだ
生温い夏の夜風に
汗ばんだ浴衣の海苔の匂いが舞っていた 概ね大きい丸
あの星は概ね大きい丸だ
どこか懐かしい気持ちになる
大きな丸を見つけてみればね
正解
そう言われた気がしたのかもしれない
どこかでさ
俺たちも気付くべきだよな
この止まれない地球の回転のように
転がり続ける事について
このままでいいのかってね
そんな人間が人間を作っていって
いいのかってね
だからさ
人間
人間が人間を評価するのなんて
バカらしいよ
誰も誰からも評価されない
ただ誰かの為に動く心
納得して動ける心
それを一つ持てばいいだけさ
簡単だろう 夏が終わって
夏の夜の月がさ
懐かしいよね
夏の夜にあの季節を跨いで行った
冒険家達のため息みたいな
生温い風
純粋に好奇心を満たす為の冒険さ
そんな謎めいた波が
黒々とした水を桟橋に
ぴちゃり ぴちゃりと打ち付けていた
それが僕の
この価値観
ヒューマニズムのゆりかごなんだ 僕らは目隠しをして
教育というものを受ける
子供の頃はね
大人になれば
それはいっきにとられて
ひるんだ奴は負け犬さ
だから大人は子供に
目隠しをしたまま
強くなれといっている
目隠しをしてない子供は
変な子さ
だけれども
生きて行け
その目隠しはいつか取れる
傷付いた膝小僧だけが
真実なのさ びっくりしたよ これが「寂しい」だということ
本当に今まで気づかなかったんだ
この走り出したくなる気持ちが 何もかも美しくて笑ってしまうこれが
胸はあまくて 喉はふさがれそうだよ
けしてけして悪くないこの状態が
もしかして「寂しい」なのかもしれないなんて
実は今でも半信半疑だよ 私たちのなすべきこと
闇の律仕方を教え広めること。
大人になりきれていない大人たちに。
次を担う子供たちに。
愚か者であるよりは、どちらかというと利口者の私たちが。
ある程度成熟した自己愛、自我が身についていて、
闇の律仕方を熟知している私たちで。
ニュースを見ていると、居るじゃないですか。
幼い理由で人をあやめてしまう方が。
ちゃんとした職業についているのに。
お金を稼ぐより大切なことは、
まず、自分の闇は自分でコントロールできるように
することではないでしょうか。
闇の律仕方を覚えるのが先ではないでしょうか。
闇の律仕方を教えていくのが、地球規模での人類の責務ではないでしょうか。
お金を使う能力のない人はお金を持ってはいけない。(使い方がわからないから、ろくな人間にならないから)
子供を慈しむ能力のない人は子供を持ってはいけない。(自己愛が幼い子と同じレベルだから。
自分の世話も自分でできていない人が、どうして自分の子供の分まで世話できよう。)
そんな気がする。 結局いつもと変わらない
ほんとに追い詰められてるのかな
自問するが答えない
いつもと同じ日々
月を見て床につく あの日確かに
空は晴れていて
秋の気持ちの良い風が僕等の間に
吹いていた
サルバドールは僕の肩に手を置いて
こう言った
「信じる事。それが一番の価値だ。信用される事よりも何百倍も価値がある。」
寂れた街の片隅にあるタバコ屋は閉まっていて
そこのベンチに座って彼は続けた
「信じる事。それが一番の価値だ。俺はお前を信じる。信じるという事は信じ合うという事だ。
それをできるのは人間を人間と知る人間しかいない。
俺はお前を信じ、お前は俺を信じる。
いいか、この時代。
皆が皆信じ合ってみろ。
経済なんて終わっちまう。
信じ合っていれば何故金の為に
お前もそうだが
お前の大切な時間を捨てるんだ?
自分が生まれて何か悪い事をしたのか?
だからお前は俺を信じろ。」
その夜は暑かったのを覚えている。
僕はそのまま公園で寝たんだ。
朝目を覚まして彼を見ると真っ白に石化して
空に流れる雲と同じ色になっていた。
ただ、
やたらとケモノ臭かったのを覚えている。
僕は魚の死体の匂いがする砂浜を
考えながら歩いた。
昼間の太陽が砂を照らしていて、
それはなんだか
僕自身の中の暗い
黒い
湿っぽい部分を照らす光に思えて
魚の死体の匂いと太陽のコントラストがそう思わせたのだろうか
少し恥ずかしい気持ちになった
ありがとうサルバドール
最高のゴールだ。 呼ばれるときに
選ばれたときに
わたしは名を得たのだ 「トラック 覚えていますか?」
殺しあうのが運命なら
憎しみ燃やすのも運命さ
血糊取れないのも運命なら
人に生まれたくはもうないね?
今日 同じ顔の奴に会った
今日 生きるために愚民を殺した
oh my god トラック弾き飛ばす
虐げられた者の想いをのせて
oh my god 血しぶき煙る
無邪気な子供に帰ろうよ インテリジェンスな管理システムの構築
その過程で起こりうるバグやトラブル
それらを全て防ぎきるのは
無理だ
しかし
大衆を扇動するシステムは
限りなく完璧に近い
私たち大衆の脳味噌は
完璧に
管理システムの管理下にあるといっても
過言ではない
なぜならば
経験の共有というものが
加速度的に進化した為である
誰かのミス
それは自分も犯した
いつかのミスだ
誰しもがミスを犯し
それを多数の人間で分析する
それにより
ミスを簡単に理解してしまうのだ
人智を越えた経験の共有体になったのだ
しかし一つ落とし穴があるとすれば
ミスを犯さない人生というものだ
それはあり得るのか
ミスを犯さないというミス
ミスを犯さない為に生きるという
ミステイク
そのものがミステイクなんだ
誰もが犯すミス
それを経験する意味は?
ミスを犯さない為のミスなのか?
決して後悔しない為の学習?
違う
世の中には
人にミスを犯し続けさせるための
仕掛けや罠が腐る程有る
それを経験する意味
苦味を味わう意味は?
本当は勝ち負けなんか無い
美しいのだ
勝ちも負けも有る
でもそれは自分自身で決める事だし
もっともっと本当の意味での
勝ち負けだ
美しいものを美しいと信じ
それを無邪気に追求すべきなのだ友よ
明日には美しい朝が君を包むのだ