古の歌詠みどもの流れ果
 落ち来る蒼のKき光源を浴び

地下の太陽は動脈と
  静脈を従え
   先の見通せぬ白き闇の如く光を吸収す

残るは昏色の灰
 風は灰を流し集める烏合

勲矢褒め称えん
 桜花の子
桜花の子の産み出しその歌に
 我ら絶望するのみである