まず私が主張したいのは、GTO君と言う人は、私と現実の接触があったと言う事です。
私に話しかけてくれました。私に優しくしてくれました。
確実ではないにしても、この人生に実際に掴めそうな幸せが目の前に有りました。
別にお金を持ってる人でも無かった(ように見えた)し、地位も名誉も無い人でした。
この状況下に於いてGTO君に恋をした私は、
金にガメつくて、社会的成功者に取り付こうと必死で、
無能のくせに玉の輿を狙ってる、野心の強い女でしょうか?
目の前にある「縁」がもたらす幸せを一方的に夢見てるだけの
ただ少しトロい女だっただけじゃないでしょうか?