シリウス

受け取った自由に 帰り道奪われて
来るはずのない迎えを しばらく待ってた
指先で触れた 微かでも確かだった
まぶしい温度だけが 方向を示すよ

理由も意味も価値を失くして 何を探すの鏡の前

隔たりを砕いて どうぞ行っておいで
どれだけ臆病でも 欲張りの動物
その心で選んで その声で叫んで
無様に足掻こうとも 証を輝かせて