お話4

「旅の人、どうでしょう
こう直したらもっと味わいが深まるのでは?
といって、

『音に聞く 鼓が滝を打ちみれば 沢辺に咲きし たんぽぽの花』

と、直されたのでした、
二度も直されて、、

西行さすがにいささかむっとしたがぐっとこらえて、

「確かに「打つ」、、、と、、「鼓」、、で、かかっていて(かかり言葉)
この方がよいではないか」と感心するのでした。

ところが、、さらに孫娘までもが出てきて、、