詩手帖選者時の文月は、「お任せコースはないのです」と言い、
いくつもの詩を送ってくる人を強烈に批判した
五編以上も毎月送り続けて、そんな風に作品を他人に任せてはいけないと。
これが指標にもなったのか、
今回の詩手帖の合評でも、二人のジジババはいくつも送ってくるのを同じように批判した
自分でまず傑作か凡作かわかるだろうと。傑作だけを搾り送ればいいと。

俺これは間違ってると思う
だったら選者なんてするなよと言いたい
全く逆の意見だが、詩を投稿する詩人は、己れで傑作かどうかなんて決めてはいけない
そんな判断は自己完結したマスでしかない
傑作かどうか決めていけるならそれこそ詩集を出せばいい
しかし新人投稿のシステムは違う
選ぶのは他人なのだ。他人に選ばれなければ載せてもらえないのだ。
そのシステムに乗っている当事者の選者が、自分で作品を選べなどとは言語道断。
だったら選者など初めからするなよと言いたい
お前が選ぶんだ お前が選ぶから詩が載るんだ
書き手が傑作だ凡作だなどと自己完結で決めてはいけない
新人だからこそ己れの作品が他人にどう映るかということが見えなくていい
だから傑作と思っても凡作なことがある
反対に凡作と思っても傑作なことがある
それを決めて載せるのが選者なんじゃないか
自分でふるいにかけろなどと言うのは職業放棄だ 本気で言ってるなら今すぐ選者をやめろと言いたい
詩人が投稿のシステムに乗ったなら、
なるべく書いたものを何編でも送るべきである
傑作か凡作かなどと考えることはない
全部ぶつけるべきである
俺が選者なら、全部送りやがれ 俺が決めたるわ という気概を持つだろう
いくつも読めねえよ 自分で決めて一編だけ送れよなんて言ってる選者は間違いなく贋者であり選者失格である
選者がいて成り立つ以上お任せコースなんですよ?おわかり?
寝惚けたこと言ってんなよ