久しぶりの 酷暑落ち着いた朝
窓を開け 掃除機をかけました

ねーぇ
掃除機買った頃のこと 覚えてますか
先がまったく見えない中で
まぁ 先が見えないのは今も同じか
うん 正確にいえば
方向性定まらず
身体も思うにまかせず
路地裏の湿気とカビが充満の部屋で
うずくまるように暮らしていた頃だけど
それでも 壁の薄いアパートで
不思議な 温もりの中で
あったかいしあわせな時間を過ごしていました

きっと あの時間はずっとはいれない
期間限定付きだからこその夢の時間だったのだろうけど
今は 確かな時間を歩き始めているのだろうけれど

それでも あなたに お胸の中で ぎゅーって抱きしめてもらいたい
あなたに

あなたに