君のセンス5段階+αで評価するよ[vol.114]
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>>154
バカトーって単語がひとつも出てないのに
ひと目でバカトーが題材になってるってわかるのは
ある意味すごい事だと思うね
C + 「先輩、遅くなりました」
鉄道警察一年目の田中と二年目の山田がやってきた
「遅いぞお前ら何やってんだ」
腕を組んでふんぞり返る佐藤が二人を睨み付ける
山田「それで、痴漢は?」
佐藤「なんだその口の聞き方は貴様俺に物を尋ねる時は書類で持って来い!そうしたら判子を押してやる」
山田「はあ…」
佐藤「はあじゃねえんだよお前謝れ」
山田「すいません」
佐藤「すいませんじゃねえだろこの野郎」
田中「一年目の田中です先輩宜しくお願い致します」
佐藤「おう、新入り俺はさっき痴漢をふたりばかり逮捕したぞ凄いだろお前も早く俺のような立派な鉄道警察になれよ」
田中「凄いです先輩、それで逮捕した痴漢は?」
佐藤「おう、さっき釈放したよ」
田中「いいんですか?勝手に釈放して」
佐藤「何だとテメエ俺を誰だと思ってるんだそんなことテメエで考えろ!」 理不尽な叱責に顔を紅潮させる二人
堪えきれず嗚咽を漏らす一年目の田中
見かねて私は二人にこう話した
「この人今日入ったばかりですよ。だって昨日まではごろもフーズに今したもん」
「何だとテメエ!」
光の速さで山田が佐藤の肘を捻り上げた
「ぎゃあ!」
そして佐藤の顔面を田中の渾身の右ストレートがとらえる
拳の中指が飛び出ていたのを確認した私は
ああ、これは職務では無く男同士の対決なのだなと確信したので
事の成り行きを見守る事にした
バキッボカッボキッ
転がされた佐藤を蹴り続ける二人
バキッボカッボキッ
佐藤は虫の息だ
山田が拳銃を構えた
「そんなに偉くなりてえなら望み通り二階級特進させてやるよ〜!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています