なんと言うスピーディーな訪問だ
シーチキンを食べる度に感激しては感謝の手紙を送り続けたぼくではあったが
まさかこれ程までの速い訪問が可能であったとは

ぼくは大手加工食品会社の力を見くびっていた
きっと腕相撲も物凄く強いのだろう

はご「この度はまことに申し訳ありませんでした」

だが、ぼくはビビらない
一介のシーチキン党として
堂々と茶の間に招き入れた

ぼく「どうぞ」

はご「ありがとうございますゴクゴクゴク」

豆から挽いたモカをイッキ飲みで飲み干す佐藤と言う名札を付けた男

佐藤「アチィ!ブー」

ぼく「アチィ!」

佐藤が口から吹いた熱いコーヒーでずぶ濡れになったぼくの股間

佐藤「すいません!今お拭きします!」