【俳句】プレバトのお題で一句詠みましょう 14
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前スレ
【俳句】プレバトのお題で一句詠みましょう 13
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1538054903/ 泥棒が入ったのね
おトイレ行くときもしっかり見張ってなきゃ お題「晩秋のレストラン」
最下位:25点
光差しスープにこぼれる銀杏柄
銀杏黄葉のひかりこぼるるスープかな
4位:50点
銀杏の葉強く踏みつけ土俵入り
銀杏黄葉踏み付け今日の土俵入り
3位:68点
食後酒に木犀の香甘み足す
食後酒に足す木犀の香の甘し
;語順を大切にする
2位:70点
星月夜オペラ幕間のティータイム
星月夜オペラ幕間の紅茶の香
;重複を避ける
1位:72点
温め酒あとは巴水の木版画
添削なし
特待生4級:昇格3級
晩秋や乱歩を読みて窓に蟲
;よく考えた季重なり
晩秋や乱歩を読めば窓に蟲
;〜ば
原因理由、恒常条件、偶然条件
名人9段:昇格10段
タイカレーのラムは骨付き銀杏散る
;小さなわくわく感
タイカレーラムは骨付き黄落す
次回「京都の渋滞」 「晩秋のレストラン」2018.11.1放送
最下位:25点
光差しスープにこぼれる銀杏柄
銀杏黄葉のひかりこぼるるスープかな
4位:50点
銀杏の葉強く踏みつけ土俵入り
銀杏黄葉踏み付け今日の土俵入り
3位:68点
食後酒に木犀の香甘み足す
食後酒に足す木犀の香の甘し
ポイント
;語順を大切にする
2位:70点
星月夜オペラ幕間のティータイム
星月夜オペラ幕間の紅茶の香
ポイント
;重複を避ける
1位:72点
温め酒あとは巴水の木版画
添削なし
特待生4級:昇級3級
晩秋や乱歩を読みて窓に蟲
晩秋や乱歩を読めば窓に蟲
名人9段:昇級10段★0
タイカレーのラムは骨付き銀杏散る
タイカレーのラムは骨付き黄落す
次回お題「京都の渋滞」2018.11.8放送予定 >>37
ほんとだ。
どこにどう発想を飛ばしたら、晩秋のレストランから窓の蟲に着地するんだろ? そんなこともわからないのね そんなこともわからないので そんなことも分からないので 37名前はいらない2018/11/02(金) 19:28:29.37ID:fjOZF2ZL
しらくの句は、お題と何の関連があるの?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「晩秋のレストラン」で晩秋の季語を使っているからいい。
かき氷をだしたらダメ。レストランで桜餅くったらダメ。 >>46
それならば、お題は「晩秋」でもいいことになるよね。
晩秋のレストラン、「晩秋の」は
「レストラン」を形容しているわけで、主題はレストランにあるわけで、、、
「京都の渋滞」というお題なら、
発想を飛ばすにしても、この地球上で
唯一無二である、京都の渋滞、から
飛ばすべきで、単に「京都」や「渋滞」の句を読んでも、お題の意義が
薄れると思う。
京都路は 紅葉と車列と靴ずれと
(渋滞を表現するために あえて中8に) 晩秋のレストランの主題は「晩秋」にあるとおもいますよ。
このレスでもプレバトのお題で句が投句されていたけどかなり
健闘している句があったとおもいます。
「星月夜」の季語を使った
レストランは段畑の天辺星月夜
とか尻尾の句で
冬支度の尻尾が走るレストラン
とか東京の黄落の絵画館あたりのレストランから山のレストランへ
イメージを飛ばしていたよ。 今回のお題は「京都の渋滞」ですが俳句は当季が暗黙だから「炎天」「残暑」
はダメだよね。 >>50
尻尾の句いいなー
好きだなー
たぶん身体は植え込みに隠れてて、尻尾しか見えないとこがいい。
親子連れで大きいのと小さいのが並んでたらフジモンワールドになりそう。 タイカレーのラムは骨付き銀杏散る
タイカレーのラムは骨付き黄落す
句の立ち姿は下の夏井先生の「黄落す」がいいが上の句のフジモンの
「銀杏散る」に実感があり、ラム肉の骨からのほぐれ具合が連想される。
タイカレーの黄緑色と骨付きの白と銀杏の葉の黄色の色彩も鮮やか。
ところで色彩の句ではここのレスに投句された句があった。以外と健闘
していた。
錦秋や鴨のロースと血のソース
こちらは錦秋のゴージャスな錦色と鴨のモモ色とソースの赤の組み合わせ。
あと白のテーブルクロスもイメージされ、ロース、ソースと韻を踏んでいた。
あまり評価されていなかったが印象に残った。 2位:70点
星月夜オペラ幕間のティータイム
星月夜オペラ幕間の紅茶の香
夜の情景の紅茶の香、ここのレスの投句は昼の紅茶を淹れている情景だった。
茶葉踊るガラスポットの秋日かな
秋日の中、耐熱ガラスのティーポットに熱い湯を注ぎ茶葉のジャンピンゲの様子。
これも健闘した句だったな。 自薦はそうとわかるように評した方がいいんじゃないの。?
自分では当然のことでも他人はそうでもないから。
フジモンの句は初めて聞いてもわかるけど、
鴨ロースの句はジビエ料理とわからなければ、逆に韻ばかり目立ってしまう。
茶葉踊るの句も、踊るような激し対流なら、むしろ冬の冷え込んだ朝とかが
似合う気がする。
それでも尻尾の句はいいと思ったよ。 黄落の仏や三十三間堂
修学旅行で行きました。仏の数にびっくりしました。
黄落の千体仏の御堂かな 照紅葉都の車中の今昔
今昔(こんじゃく)と読んで17音ですね。車中の今昔が解りませんでした。
今昔の紅葉照る車中の午睡 >>64
写真をみながら、
昔、仰々しく共を引き連れながら、
牛車の中で紅葉を見たであろう貴族と、
仰々しい渋滞で、車中から紅葉を見ている現代の人々の対比を詠んだものです。
こんじゃく、と読むとは気づきませんでした。ありがとうこざいます。 牛車とマイカーの対比でしたか
今昔の車中や京の照紅葉 胃腸って書いたんなら胃腸の句詠め
京都の渋滞やったら思いつくんちゃう?
秋うらら町家に向かい胃腸痛 これでもいい方だろ あとは車に乗ってて目的地まで渋滞に巻き込まれて腹痛になってる姿や
電車の中で人が渋滞しててそれで胃腸悪くするとか、渋滞ならいくらでもできるでしょ >>68
> 散る紅葉滞ること無かりけり
これ好き。 そうだよね。渋滞の滞も入れてあってオシャレだよね。 紅葉の裏表だとやはり
うらを見せおもてを見せてちるもみぢ 良寛
良寛はある紅葉の句からインスパイヤされたらしい。それが
裏ちりつ表を散りつ紅葉かな 谷木因(タニボクイン)美濃の俳人
だそうだ。
雅子妃も表裏の歌があった
吹く風に 舞ふいちやうの葉 秋の日を 表に裏に 浴びて輝かがやく 雅子妃
裏表見せなば見せよ散る紅葉
この句も木因と良寛をふまえると味のある挨拶句になっていますね。 渋滞の先を楓に尋ねをり
いいですね。余裕を感じます。「楓」だけで晩秋の季語なんですね。 いくたびも雪の深さを尋ねけり
そう考えると
渋滞の先を楓に尋ねけり
この方が良かったかもしれませんね
ほとんどパクリかもしれません 元来俳句で単に「楓」と詠めば紅葉のさまをさし紅葉以外の時期は
「若楓・青楓・花楓」などと詠まれていたが近年では「紅葉」を添えて
「楓紅葉」と詠まれることが多くなっている。
ということは「銀杏」イチョウより「楓」カエデのほうが季語の純度が
高いのかな、たしか夏井先生は銀杏だけではイチョウの木のことで季語
でない、銀杏散るで季語だと言っていた。
でも銀杏もギンナンとよめば秋の季語だよね。 誰も突っ込みませんが>>80もひっかけでしょう
渋滞のガソリン切れや雪も良い
渋滞のガソリン切れや雪催
渋滞でガソリンがなくなって
途方に暮れている時に
さらに雪が降ってきそう…
全く逆の意味ですね
発想は面白いと思いますし
切れ字の使い方 語順も申し分ありません
多分ベテランでしょうから面目にやれとw >>88
銀杏はまさにその通りです
楓は一文字で晩秋の季語とするところと
花=春 紅葉=秋 というところもあり
歳時記によって異なります 渋滞の先を楓に尋ねをり
楓への心のつぶやきなので「をり」でいいのでは、子規の句の
いくたびも雪の深さを尋ねけり
これは実際に人尋ねている
「どんだけ積もってんの、まだまだ積もるかな、もっと積もるかな」
そんなわくわくしたもどかしさ。 >>91
ワクワクしたもどかしさとも読めるが…
この時の子規の病状を考えるとそうではないね
をりか? けりか?
最初直感的にをりにしたが
後からけりの方がいいと思うようになった
まあ 句会にも出せない駄句だから
(作者が言ってるので間違いない)
いろいろいじって楽しんでくれたら嬉しい 天高く月 地に影のごと人知
何かしら説法のような句ですね
仏法は体のごとし世間は影のごとし体曲れば影ななめなり
日蓮聖人御遺文「諸経与法華経難易事」/ 弘安三年(一二八〇年 聖寿五十九歳) そら言われなくても月は天高いだろう
さらに途中スペースを入れないと
月地が読みにくい 雪も良い、雪催。
季語に慣れ親しんでいないとでないですね。さすがです。
をり、けりではより軽いのは、けりの方だと私は感じました。
97の句は
渋滞や、とすればどんな風にも行けそうです。(笑)
渋滞や昔牛車の歩みなり(無季)
渋滞や昔牛車の龍田姫 「をり」と「けり」では軽いほうは「をり」だとおもいます。
「けり」は最も強い切れ字です。 月天心貧しき町を通りけり 蕪村
「けり」を「をり」にしたら軽くなってしまう。 「をり」で成功した句は
旱星ラジオは余震しらせおり 梅沢富美男
「けり」ではなくやわらかい時間経過の「おり」で決まった。
この句で10段に昇進したよね。 「けり」で決めた句
五段雷運動会を告げにけり
「けり」を「をり」にしたら威勢がでないよね。「しらせをり」にしたら
湿った花火になってしなうな。 俺がおかしいのか句がおかしいのかわからんが
全く意味がわからん
みんな指摘しないところを見ると
俺がわかってないんだろうか?
裏表見せなば見せよ散る紅葉
この場合のなばは
完了の助動詞ぬの未然形+接続助詞のば だよな
したがって裏も表も見せたならば
という意味になるはず
で 見せたなら見せよって変だろ >>102
解説ありがとうございます。
軽い、と言うと語弊があるかもしれませんね。
軽やか、でしょうか。
渋滞は大変ですが、紅葉狩りに遠出するのは楽しい。 >>103
作者です。
うらを見せおもてを見せてちるもみぢ 良寛
83さんが言われているように、良寛さんの辞世の句を念頭に詠んだもの。
良寛さんは名僧と言われる人なので、紅葉に例えた人生の裏表を、はっきり
と見せたよと句にしています。しかし私のような凡人は、はっきり表れて
いるはずなのに見えない(わからない)というもどかしさを詠みました。
意図した意味は、見せたなら(はっきりと)見せてよ、なので文法的にも
大丈夫だと思います。 琵琶湖より引きし疎水へ散る紅葉
確かに説明くさいな、散文的になってしまったな。反省。
行秋や琵琶湖疎水のちぎれ雲 >>106
京都行きたいなぁ。でも紹介されている写真と違って、
人の頭ばかりなんだろうな。(笑)
床紅葉、とすると床に映っている紅葉ということで実態は床、
季語としては弱くなっているような気が私はします。
紅に染まるる床の初冬かな もちろん。
染まる、踊るの語感は了解済みです。
「染まる」の文語四段活用「染む」の未然形「染ま」
+
助動詞「る」(受身、尊敬、自発、可能)の連体形「るる」
ですね。
季語ではなく最終的に「床」にかかってくるので大丈夫かと。 冠雪や歓呼轟く金閣寺
私も行ってまいりました。冠雪の金閣寺、異国の人も来ていました。
一人凄い美人がいてどんな反応をするのか注目していると、「オー、ホー、フォー」
と悶えていました。雪を戴くと静寂さが増しますね。
碧き瞳に冠雪の金閣寺 他動詞と自動詞の違いは考えるとわからなくなる(笑)
床が紅葉に染まる(自動詞)文語「染む」
黄落に染まるる床の実相院
床を紅葉が染める(他動詞)文語「染む」
寺床を染むる紅葉や実相院
合ってます? >>119
夏井先生の場合季語にかかってなくても
全てアウトなんだよね
>>122
あってると思う >>125
おもうって 思ってるからそう書いてるんでしょ
なっちゃんがよく言う言葉 >>124
夏井先生は、鉄板ワードのように使うのをたしなめているのだと思うよ。
逆に、NGワードのように扱うのも変だと思う。
素人だと理由が分からないから、NGワードのように思ってしまいがちだけどね。 >>123
すれちがふ人みなゆかし床紅葉
床紅葉は京都好きのトレンドワードであるけれど、季語ではない。ハズ。
床に落ちている葉っぱかなと思ってしまうかな。
すれちがふ人みなゆかし散る紅葉
すれちがふ人みなゆかし秋時雨
どんな季語でも入ったりして(笑)
大仏の手相に秋の道おもふ
126さんと同じ感想。でも、手相が道のようだという発想は面白い。
どちらかが季語だったらやりやすかったのに(笑)
晩秋や大仏手相なぞりける 大仏の手相は「ますかけ」で、この手相は. 「天下取りの相」などとも言われ、
徳川家康がますかけだったと。
その手相に秋の道をおもうなんてロマンだよね。マロンじゃないよ。
ロマンだよ。 >>121
秋寒や澱む車列の曼荼羅図
秋寒の澱む車列や曼荼羅図
wikiによれば、
「密教の経典にもとづき、
主尊を中心に諸仏諸尊の集会(しゅうえ)する
楼閣を模式的に示した図像」
なんだが、今時はマンダラチャートという言葉もあって、
諸概念の関係性を「図解」から「図観」するツールとしても、
認識されつつある。(書いてて意味がよくわからない)
ぶっちゃけ、マンダラは意味が広くこれといえるものがないので、
すこし、切れの工夫をしてみました。 さまざまの事思ひ出す桜かな 芭蕉
具体的に言ってくれよと突っ込みをいれたくなるだろが、上の句に
比べたら
大仏の手相に秋の道おもふ
のほうが100倍わかりやすい。 >>131
芭蕉の句と違って
思ってるからそう書いてるんでしょ
というツッコミが入ると思う
あのお方は… >>128
大仏手相がちょっと寸詰まり
語順変えたいな
でもいいと思う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています