>>70
●友人と初めて遊郭へ行く
『男3人で酒をあおり、へべれけに酔っ払った梶井は「俺に童貞を捨てさせろ」と怒鳴りながら、祇園の石段下で大の字に寝て動かない。
そこで近くの遊廓へ彼を初めて連れて行ったのである。それ以来梶井は、時々その夜のことを呪うように「俺は純粋なものが分らなくなった」とか「堕落してしまった」とか言うが、そんな言葉に私は全く取合わなかった』(中谷孝雄)
ttp://kajipon.sakura.ne.jp/kt/haka-topic20.html