すごい好きだったしきっと最後まで手に入れたかった。
若かったから結婚したいとか思ってたわけじゃないけど最後まで
手に入れたかったというか放したくなかった。恋心の熱量も高かった
けど理想ぴったりの相手ということで執着してたのかもしれない。
離れていくのに引きとめられなくてつかんだ砂が指の間から
こぼれ落ちて行くのをどうにもできなかったけど、いつか再会して
うまくいくことをどこかで期待してた。でも彼はそれから結婚し
子だくさんで人生をどんどん進ませている。結局手に入らなかった
って事実を改めて痛感した。彼は何か辛いことや思い通りにならな
いことってあるんだろうか?すべてが上手く言っているように見えて
直視できない。