人間はね、見える世界と見えない世界とのバランスを取りながら生きて行くものと悟っている人

目を閉じたら、そこにあるのは心の世界があるだけ。心の世界は皆違う為、一致することは
ほとんどない。心とはその人が創造したし世界であり、それに人格を有しているわけではない。
あるのはその人の世界だけ。心の貧しい人とは、その世界が荒んでいる為、現実の世界においても
それが顕著に表われる。心豊かにという意味はその世界がどれだけ清らかで美しいかというもの。
それが常に嫉妬や恨みといったもので充満しているならば、その人は地獄に生きている。
どんなに現実の世界で栄華を極めていても、目を閉じた瞬間からその人の創造した心の世界が
現れる。人間にとって現実と心の世界は同等の価値を有することを理解している人。