仕事で入れ替わるとき、新しい人すごく優しいよー大丈夫!って言われてよかったーと思って行ったら、声がめちゃくちゃ優しかった
でも顔はめちゃくちゃ怖かった
ピエロとして働いてて、若い綺麗な女を攫ってはバラしてからスケべしたりしそうな怖さ。異常者っぽい顔
この人のどこが優しいの?ハメられた?めちゃくちゃ怖いんですがって思ってた
そんな第一印象も優しい話し方や、何故かこちらの考えを理解する力に長けているのか私生活の悩みや性格的な部分まで指摘され、また手助けしてくれたりと心を解きほぐしてくれて親しくなった
でもその人がいきなり仕事を辞めるまで、そして辞めて再会して暫くしてからも好きにはならなかった。あくまでもいい人、良き理解者止まり
でも唐突に、自分になんでこんなによくしてくれるのか、なのになんでこんなにこの人は淋しそうなんだ?笑わないんだ?笑うと楽しいって教えてくれた人を少しでも笑わせたい、この人に恩返しできないかなと思って、好きになった
でもよく考えると、あの人にまつわる書類とか必要ないやつまで取っておいてて、あー今思うといなくなられた時からもう好きだったんだなってわかった
こういう馬鹿な、かけがえのない存在になっていることを理解できない人間もいる
だから今が疎遠になったからって、少し距離があるからって駄目なわけじゃない
むしろ、大切な存在かどうかを冷静に、客観的に見極めるタイミングになっていい方向にいくこともある