それから発砲事件を起こしてしまった刑事…始末書に追われ、所轄も警視庁も大わらわ。
頭を抱える上司達。
しかし…それは単なる杞憂であり、あの発砲事件は正しかった事が次第に証明されていくのだった。それは手乗りが真正サイコだったからだ。ハッキリ言って重い。
まるで不穏な闇の雲が一気に晴れるかの様に…
それを証明したのはツイッターやフェイスブックの拡散があるからだった。
手乗りの罪という罪は暴かれ、過去の余罪も盛り盛り出て来た。余りの罪の累犯の多さに止む無く家宅捜査が入る。
とんでもない悪党だった事が世に暴かれる事に繋がったからだった。至る所から上がる余罪の数々…
懲役は累計で150年になってしまった。

後に晩年の刑事はこう語っている。
『違和感ある瞬間的な直感が実は正しい事もあるのだ…それはいったいどこから来るのか?説明はつかないが…』

『私の守護霊が撃ってよし!と言った様な気がしています。』

刑事さんG.J!