あの時あなたが本当に手に入れたかったものは、何だったんだろう?と考えさせるところ

わたしでは解けない問題だった
やがて時間切れになり
呆気なく回収され、試験は終了した
答え合わせも出来ないまま
いつまでも晴れない靄だけが残った

わたしたち人間は
どうせまた移り変わり流れ去る
別の誰かが作ってくれた試験問題を
性懲りも無く必死こいて、解いて行くんだろう

あっちよりもこっちの方が好きだとか嫌いだとか、過去を都合の良い記憶へと上塗りして行くんだろう