好きな人と、ロンシャンの礼拝堂と、光の教会を訪ねてみたい

昔、芸術新潮の特集で、初めて現地の写真と記事を見たとき、一目惚れをしてしまったの
礼拝堂は、晴れた日の午前11時過ぎに訪れると、最も美しいとあったかな

パリのアトリエには、行ったことがあるの
最初に行った日は、公開日ではなく、日を改めてもう一度訪ねた

簡素なアトリエだったけど、解放感があったなあ……

と、これを書いて思い出したのだけれど、パリの書店で本を買ったら、英語の出来る店員さんが、
「僕もこれを持ってる。これはいい本だよ」と、話し掛けてくれたの
聞けば、大学で建築を専攻しているとのことで、
「パリにはアールヌーボーの建築物や地下鉄の入り口など、美しい建物が沢山あっていいですね」って伝えたの
そうしたら、その店員さん、
「だけど、僕たち建築家を目指す学生にとって、パリは不毛な街なんだよ。
規制が厳しくて、建物の外観を自由に変えられないんだ」
そう、残念そうにこたえてくれた

スクラップ&ビルドの日本では、新しい建物が建つと、前の風景がすっかり分からなくなるけれど、
建築家志望の若者には、ユートピアであるのかも知れないね