苔子さんはね。
僕に凄く想いを寄せてくれていたんですよ。

それを周りの奴らが苔子さんを排除して
他の女が僕と両想いみたいなデマを吹聴したり
僕が苔子さんを本気じゃないとデマを吹聴したりしたから
苔子さんは自分が愛されてないなら
僕を手放そうとしてしまったんですよ。

あいつらの汚い罠に嵌ったんですよ。

だからこんなになってるんです。
だけどね。
苔子さん、僕と苔子さんはそんな容易い絆ではないんだよ。
ずっと心の奥底で繋がっているんだよ。
僕と君には誰も持っていない特別な縁で巡り会ったじゃないか
天が味方についてくれているんですよ。

これ程心強い味方は居ないですよ。
全人類を敵にまわしても僕たちの愛は守り抜くよ。