日常生活全般
甲状腺ホルモンが正常になるまでは、睡眠時間を十分にとり、規則的な生活が望まれます。ゆとりを持った行動をとることが大事です、例えば出勤は10分早く家を出て急ぎ足にならないようにする、重いものを持って長距離を歩かない、買い物から帰って家事をする場合も少し休んでから取りかかるなどです。この病気はストレスにより悪化することがあります。社会生活を送っている以上、ストレスから逃れることはできませんので、重要でないことはできるだけ受け流してストレスと感じないもののとらえ方、身の処し方を心がけてください。
仕事
甲状腺ホルモンが高い間は心身に負担のかからないような配慮が望まれます。ハードな肉体労働の方は可能であれば一時的に負担の軽い作業への変更を申し出てください。事務作業でも密度の濃い仕事が長時間におよぶ場合は勤務時間を減らしたり、適切な間隔で休憩を入れるなどの対処を考えてください。甲状腺ホルモンが高い時期は眼も疲れやすくなっていますので、コンピューターの画面を長時間見る作業では、時々眼を休ませてください。
運動
甲状腺ホルモンが高い間は激しい運動は控えてください。甲状腺機能が正常に戻ったら、軽い運動から始めて徐々に体をならしましょう。甲状腺ホルモン過剰のために低下した筋力も甲状腺機能が正常になれば徐々に回復します。甲状腺機能が正常で安定して、体力も元に戻れば運動の制限は一切ありません。


https://www.thyroid.jp/basedow/#:~:text=%E3%83%90%E3%82%BB%E3%83%89%E3%82%A6%E7%97%85%E3%81%AF%E6%B2%BB%E3%82%8B%E3%81%8B,%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82