ワクチン接種による抗体は作られていたようです。けれども抗体はコロナウィルス感染からは守ってくれなかった。それどころかむしろウィルスが抗体を利用して全身に感染を蔓延させたように見えます。

論文著者は抗体依存性感染増強 (ADE) という表現を使ってはいない (意図的にその表現を避けているようにも見える)のですが、起きた状況を判断すると、これはどうもADEが起こったように見えるのです。


結果論になりますが、もしこの男性がワクチンを打っていなければ、コロナウィルスへの感染が重症化する事も、亡くなる事もなかったかもしれません。


初の病理解剖から分かった事
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/na8399fa5fe4c