楽器を調音する時に必要なものといえば音叉です。
音叉をコーンと鳴らせば、A音が響きます。
ギターでいえば5弦の開放音。
その音を基準に全6弦を調律します。
自分は5弦からいったん6弦を合わせてから
5弦と4 弦、4弦と3弦、3弦と2弦、2弦と1弦と
順番に合わせます。
そこで全弦をストローク。
自分はEメジャーのコードが1番好きです。
調律の途中でそれぞれの弦の張力や楽器全体の負荷がかかりますので、
一発で調音はできません。
一本の弦を引っ張っぱると他の弦の負荷が変わるのです。
それで何度も何度も細かく調整をしていって、
ようやく一番心地のよい和音が出来上がります。
あくまで自分の耳が頼りです。
最近はスマホのアプリで簡単に調律できますね。

でも自分はアプリなしで、音叉でチューニングできるアーティストが好きです。
この人は世界のどこにいてもどんな状況でもどんな楽器でも
美しい和音を作れるのだなと。
どんな音にでも踊れるのだなと。

おやすみなさい、良い夢を。