青函トンネル先進導坑の一部にゆがみ 高圧が原因、抜本対策へ
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0366316.html
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 【福島】津軽海峡の海底下を通る青函トンネルのうち、
排水や換気の役割を担う「先進導坑」内部で、幅が縮んだり
底部が隆起するなどのゆがみが発生していることが7日、関係者への取材で分かった。
青函トンネルは海底よりさらに深い場所に位置し、外側から高い圧力を受け続けている
ことが原因とみられる。北海道新幹線が走るトンネル本坑への影響は出ていないものの、
トンネルを所有する鉄道建設・運輸施設整備支援機構やJR北海道は、近く抜本的な
対応策を講じる方針だ。

 ゆがみが生じているのは青函トンネルのうち、先進導坑の渡島管内福島町付近の
一部区間。坑内は幅約4メートル、高さ約3メートルで、現状では路盤が最大
約5センチ盛り上がっているほか、幅も最大約5センチ縮んでいる。新幹線や
貨物列車が通る本坑部分や、並行して掘られている作業坑などではゆがみは
確認されておらず、安全上の問題はないという。


…気になるな