筑肥線「地域行事配慮」要望へ 佐賀・福岡
2017年05月16日 10時39分

■JR沿線4市の期成会 

 JR筑肥線沿線の佐賀、福岡の4市でつくる「筑肥線複線化電化促進期成会」(会長・峰達郎唐津市長)の総会が15日、唐津市役所であり、新たに地域イベントにより配慮した運行や情報発信をJR九州に求めていくことを決めた。

 期成会の目的である筑前前原駅(福岡県糸島市)以西の複線化、唐津駅−伊万里駅間の電化の促進などを掲げ、一方で地域事情に応じた新たな要望項目を加えた。

 唐津市は通常より遅い終電の運行になっている唐津くんちなどのイベント開催時に、さらに遅い便の増発を要望する。
伊万里市は沿線で開かれる地域イベントの集客に向けた情報発信に苦慮している現状から、各駅構内のポスター掲示、JR九州のイベントとの同時開催など連携強化を求めている。

 期成会は今後、JR九州と九州運輸局に要望活動を行う。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/429739