>>488
そのあたりの安全確保の判断に関して、JR西・海の対応には違和感を覚えるな。

大まかなところの破断原因は数日後にわかったはずで、安全性確認のための詳細検査が
必要になったから早々に着手している。
疑問に思うのは、検査が完了するまで安全宣言を出せないはずなのに、
運休も徐行もせずに台車を使い続けたことと、詳細検査を極秘で行ったこと。
川重分の詳細検査が終わった段階で特に問題のある台車は外したと事後報告したが、
よくよく考えると検査途上の段階では安全に使える保証はなかった。

現時点でも、他社製の台車は製造上の欠陥は無いとして検査途上でも使い続けている。
これは、性善説による推定を前提としており、サンプル検査で100%合格する必要がある。
ところが、完成検査不合格となる傷物台車が発見され推定安全の前提が崩れているはずなのに、
なお通常通り使い続けている。

傷と削りすぎの両立によって台車枠の破断が生じるとの説明がされているが、
それは発生確率がきわめて低いことの説明だ。最後の一台まで確認して
安全宣言を出すまでに至っていないが、説明はグレーなままだ。