東北本線栗橋-古河駅間に新駅「南古河駅(仮称)」を設置する計画が約25年ぶりに動き出した。
古河市は、住民の意見を幅広く募った上で計画推進の可否を判断する方針で、5月から7月下旬にかけ予定地周辺で基礎調査の報告会を精力的に開いている。
最大の課題は新駅周辺の区画整理事業。過去に賛否が割れた経緯のある地権者から約9割の同意を取り付けられるかが鍵を握る。さらに財源確保や将来の人口推移など、実現には幾つものハードルが待ち受けている。