京都初、連節バス出発式 130人乗り、混雑解消へ
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20180317000064

京都府内で初めて精華町で運行される連節バス「YELLOW LINER 華連(かれん)」の出発式が16日、運行ルートにある「けいはんなオープンイノベーションセンター」(同町・木津川市)であった。
奈良交通が、JR祝園駅から同町光台までの区間で30日に運行を始める。
関西文化学術研究都市「精華・西木津地区」への企業立地が進み、通勤者が増える一方で、
駅前ロータリーの混雑が限界になっていることなどから、大型バスより約50人多い130人が乗れる連節バスが導入された。
当面は急行として運行し、祝園駅から、けいはんな記念公園南、けいはんなプラザなどを経て光台4丁目までを結ぶ。
長さ18メートルのバス車体に対応するため、停留所の拡幅なども行った。
今後、光台地区の循環を予定、精華台地区を走るルートや、近鉄けいはんな線・学研奈良登美ケ丘駅(奈良市)への延長も検討されている。
式典で奈良交通の植田良壽社長は「安全運転を徹底し、サービス向上に努めたい。先進的な都市として世界に発信したい」とあいさつ。
地元の「ひかりだい保育所」の子どもたちに見送られ、関係者を乗せたバスが出発した。