ヒント
新幹線工事現場で電線盗難相次ぐ 坂井とあわら、複数人の犯行か
2018年4月28日 午前7時10分
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/323619

 福井県坂井、あわら両市の北陸新幹線の工事現場で、配線用の電線が盗まれる被害が相次いでいることが4月27日、関係者への取材で分かった。福井県警は、複数人による犯行の可能性もあるとみて捜査を進めている。
 関係者によると、被害は昨年11月から今年4月にかけ、作業のない日曜や夜間に5件発生。電線は、照明灯や排水ポンプを作動させるため電柱とつなぐ際に使われ、工事現場を囲うフェンスにはわせていた。電線は業者間で高値で取引されるという。
 26日朝には、あわら市伊井の現場で、数百メートルある電線のうち約80メートルが切断されて盗まれたことが確認された。電線は重く、犯行時間が短時間とみられることから、県警は複数人による犯行とみて捜査を進めるとともに、工事現場付近の巡回を強化している。