>>616
北海道に関して言えば、農産物輸送やその付帯産業により、首都圏をはじめとする大都市圏は明確な恩恵を受けている。
北海道が日本の一大食料生産拠点だからな。日本国民にとって必要な地と言うことだ。
その大地からの恩恵を運び出したり維持運営する以上は、首都圏などの国民が受益者負担の原則で税金を負担するのは当然の事。
根室線新富士までや石北線北見までのように農産物輸送のための貨物列車が走る区間は、積極的に税金からの投資が望ましい。
しかし、宗谷線は農産物輸送をする訳でもなく、また、農家そのものがそれを使っているとも思えない。よしんば使っていたとしても、鉄道を残すよりバスで十分な輸送実績でしかない。
それなら、宗谷線に使う無駄金で高速道路を着々と延伸し、道北全域から旭川なり名寄までの安定輸送に寄与する投資を行うべき。
地域の公共交通を論じるなら、それが社会にどの様な意義があるのかも見ないと意味がない。
つまり、宗谷線は存続理由が現時点でほぼゼロと言うことだ。どうしても必要な人間が負担しろ。それだけの事。