つづき
その後、ホームのアナウンスでは津波は来ない、徒歩で線路点検するため再開には相当の時間がかかる、との繰り返しだった。
津波のことは何度も繰り返す必要はないと思った。相当の時間は、早くとも午前中は再開できない、など具体的な目安で表現すべきと思った。
またJR阪急も運転見合わせ中とのアナウンスだった。並走する鉄道だけでなく、地下鉄、近鉄、京阪など大阪に出た後に乗り換えるかもしれない大手私鉄の情報の案内もあってよかったと思った。
地震から約1時間経過後、状況から梅田まで歩くしか無いと判断、杭瀬駅を出るとき、目的駅に行けない、出発駅にも引き返せないが運賃はどうなるかと駅員に尋ねると払ったままとのことだった。
駅員の対応が正解なのかは詳しく無いので今もよく分からない。
以上、私の阪神電車乗車中の地震遭遇体験記でした。