21日午前、香川県宇多津町のJR宇多津駅で、予讃線の特急列車の発車時刻に運転士が間に合わず、
出発が10分遅れました。運転士は「宇多津駅」と「多度津駅」の発車時刻を勘違いしていました。
 21日午前9時ごろ、JR予讃線の宇多津駅から高知発岡山行きの特急「南風4号」に乗務する予定だった
男性運転士(43)がホームへの到着が遅れました。
 別の運転士が駆けつけ、岡山行きの「南風4号」と、切り離しの高松行き「しまんと4号」を、およそ10分遅れで発車させました。
乗客合わせておよそ290人に影響がでました。
 男性運転士は多度津駅からこの特急に乗車し、切り離し後の宇多津駅から児島駅まで運転を担当する予定でしたが、
多度津駅で乗車する時間と宇多津駅の発車時間を勘違いしていたということです。
 JR四国ではこのようなトラブルが過去5年間で2回起きていて、「水平展開し注意喚起していく」としています。