ヒント
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181008/k10011663601000.html
東北新幹線の車両のブレーキに関わる部品の一部がなくなっていたことが走行後の点検でわかり、JR東日本は部品が落下したものと見て捜索するとともに原因を調べています。

部品がなくなったのは、東北新幹線のE6系車両で、
7日夜、「やまびこ219号」の16号車として走行を終えて、宮城県利府町にある車庫で点検を行った際に、ブレーキに関わる部品の一部、「ブレーキライニング」がなくなっていることがわかりました。

「ブレーキライニング」は長さ23センチ、幅14.5センチ、重さ3.6キロの金属製で、車輪に押しつけて列車を止めるためものだということです。

この車両には合わせて48枚取り付けられており、JR東日本は1枚が落下しても車両の安全性に問題はなく、列車の運行にも影響はなかったとしています。

JR東日本仙台支社によりますと、車両は48時間に1度、点検することになっていて、今月5日に点検した際には異常はなかったということです。

JR東日本はこの車両が通過した秋田新幹線や東北新幹線の区間で部品が落下していないか、捜索するとともに原因を調べています。