成田(山)もそうだけど、その“そこそこいた”バスの団体客(主に老人会)は、
平成10年代でも,昭和〜平成一桁頃に比べれば漸減を経て激減したよ。

遠方からの観光客は、2011の影響というより、
今、バス旅行ができる年寄り(2005年時点で60歳、およびそれ以降の世代)は、
戦後生まれで、ドライブ旅行も普通になり、個、少人数を好むようになった。
以前の老人会のように、バスで連れてきてもらわないと旅行ができない、
というより、日常を離れての観光地で宴会ができればいい、
という世代じゃなくなったんだよ。
銚子は新しい世代が取り込めていない。インパクトある新名所がない。。
萎びた海の街では、1回くればもういいやだろうし、人にも勧めないだろう。
そのうえ、2011年以降は、その風評被害というより、アクアライン800円化、南房総、木更津付近への注目、
世界遺産、北陸新幹線(北海道も若干…)の開通、スカイツリー竣工、あまちゃん、秋葉原、パンダの赤ちゃん、築地、豊洲移転の話題化で東京観光の再興…の
おかげで、銚子の存在がすっかり忘れられた感じ。
銚子ジオパーク認定もチバニアンの前に吹き飛んだ。
鹿島線のあやめ祭り、佐原の祭りはおろか、神崎の酒祭りの臨時列車は運行されるのに
快速「すいごう」(の後継)が銚子にこなくなったのも、そもそも利用率が良くなかったんだろうな。