>>710
417系や201系、117系以降の改造竣工(時期)だからだろうね。
クハ164やクハ180新製車、クモハ300・102、185系のような、それぞれの時期的には例外になる存在もぽつぽつとあった訳だけど、
国鉄初期には需給調整に苦労しないように80系300番台からクハのジャンパー栓を両亘りにしたが、
国鉄末期には、奇数形式と必ずしも仕様を合わせていない車に躊躇いなく偶数形式を振るように改めた、
ただその程度のことだろう。
それらの改造車を送り出す頃にはクハ104、116、200、202という新製車での偶数型式が既にあったわけで。

型式の振り方だけでなく、
側面の行き先表示器の配置 について試行錯誤を始めたのも417系(但し長年準備工事のままだった)、117系や201系に見られる特徴で、
417系、201系は車両を屋根上から見て点対称に(設置場所は車両の端部ではない)、
117系では今改めて写真を見ると、クハ117で側面の行き先表示器を省略している。
クハとモハで表示器がすぐ隣り合っているのは無駄すぎるとの認識はこの通り国鉄時代から持たれていた訳で、
国鉄末期からJR化後の改造設置ではそのような部位で省略される事例が頻出したのも、
既にこの時期に傾向が出てきていた。