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夜の政治
 21日告示、4月7日投開票の道知事選に立憲民主など野党5党の推薦で出馬する石川知裕元衆院議員(45)は11日、札幌市内で記者会見し、公約を発表した。
中央に依存せず自治の充実を目指す「北海道独立宣言」を掲げ、「自ら決める北海道政府」など四つの理念と、全市町村長らで構成する「北海道経営会議」の設置や、カジノ誘致反対、脱原発など八つの政策を盛り込んだ。

 石川氏は北海道経営会議について「地方議会は高齢者が多く、女性が少ない。道民の多様な意見を聞く場にしたい」と説明。

 カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)の誘致を巡っては、石川氏は「賛成できないと以前から申し上げている」と明言。

 JR北海道の路線見直し問題では、道が主導して鉄路の活用を検討。「北海道と四国は、国鉄分割民営化当時から(経営が)厳しいと分かっていた。
国が路線を守ってもらわないと困る」と強調し、JR東日本やJR東海などに支援を求める考えを示した。

https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/285221