北海道新幹線「4時間切り」で反転攻勢へ 乗車率低迷「乗客増のきっかけに」
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/278811

>3月16日のダイヤ改正で北海道新幹線の東京―新函館北斗間が初めて「4時間切り」を実現するのを控え、
>JR北海道は、体験乗車会やモニターツアーの実施で道などの協力を得ながら新幹線のPRに励んでいる。
>3月で開業から3年となるが、乗車率は低迷し、営業赤字は年間約100億円に膨らんでいる。
>JRは、高速化を反転攻勢のきっかけにしたい考えだ。

 ダイヤ改正で、往復26本のうち上下3本が最短の3時間58分となる。従来は最速でも4時間2分かかっていた。
>4分の短縮が可能になったのは、青函トンネル(長さ約54キロ)内の貨物列車との共用区間を現在の時速
>140キロから160キロ走行に引き上げるため。鉄道建設・運輸施設整備支援機構が昨秋、
速度向上試験を行っていた。

>4時間切りを機に新幹線の乗車機運を盛り上げようと、道と青森県などは「北海道高速化記念キャンペーン」を
>今月から3月26日まで展開中。体験乗車会や青森、道南をめぐるモニターツアーを企画しており、
>今月16日、23日、3月2日の乗車会には定員計300人に対し、1600人の応募があった。
>3月には北斗市などで記念フォーラムなどを開催する。