https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190709-00569779-shincho-bus_all

今年、予想外にヒットした映画の一つに「翔んで埼玉」がある。映画では東京都民から迫害されている埼玉県民の多くが、
“一番近い東京の大きな町”と呼んでいるのが池袋。その町に新たなランドマークタワーが開業する。

池袋駅東口から徒歩5分ほどの立地に7月19日開業するのは、地上14階、地下2階の複合商業施設「キュープラザ池袋」だ。
新宿や渋谷に比べて、再開発が進んでいない印象のある池袋だが、これほど好条件の土地がまだあったのか。
運営に携わる東急不動産広報室によれば、

「映画館を運営する佐々木興業が所有していたレジャービルの跡地です。佐々木興業が5年ほど前にビルの建て替えを検討し、
その後に東急不動産が共同パートナーに選ばれました。“池袋から新たなカルチャーを”との思いもあり、キュープラザには
エリア初の飲食店を多く出店しています」

若い女性に人気のコリアンデザートのかき氷店「ソルビン」が出店するほか、建て替え前から営業していた池袋唯一の
バッティングセンターも最上階で再オープンする。

最大の目玉は、12スクリーン、座席数2443からなる国内最大級のシネマコンプレックス「グランドシネマサンシャイン」だ。
なかには、高さ18・9メートル、幅25・8メートルの巨大スクリーンも設置しているという。佐々木興業によれば、

「2年前にオープンした鹿児島県内のシネコンにあるスクリーンは高さ7・1メートル、幅16・5メートルで日本最大級でしたから、
今回は日本最大になります」