国内は軌道敷設、所有管理と営業運行が未分化すぎないか。
鉄道路線の廃止、廃線となると惜しむ人は多いけれど、そのまま軌道、路盤まで廃止、切り売りしてしまう。
鉄道局主導、軌道や路盤の廃線管理機構など組織を作って、全国で一元的に管財、公費で維持するのは無理だろうか。
このリニアのルート問題の根本、選定経緯にも営業側の要請と路盤軌道敷設側の専門性が噛み合っているのかどうか。
南アルプス奥部のトンネル内40‰で25キロ。リニア以外には転用が効かず、老朽化した場合に二重系で保守は分かるが、通常時からの保守、補修にも相当なコストを伴うコンクリートの巨大構造物。
メンテナンス業務の受注を見込んだ上での6,000億円の節減効果をお買い得と考えるJR東海の立場と、日本アルプスの世界遺産登録や長野や静岡の地域経済面への影響。
国民の判断、民意不在、国交省の小委員会が全てというのは気になるな。