これでリニアも前向きに進みそうだね

静岡経済新聞 2020.06.07
リニア騒動の真相41「県益」を考えた対応を!
https://shizuokakeizaishimbun.com/2020/06/07/rinia41/
「核心に触れてきた」。6月2日国交省で開かれた第3回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議を
まとめた福岡捷二座長(中央大学研究開発機構教授)のことばがすべてを物語っていた。
福岡座長発言は、沖大幹東京大学教授(水文学、水資源工学)、徳永朋祥東京大学教授(地下水学、
地圏環境学)らの発言を受けたもので、静岡県関係者を慮ってか、結論的な物言いはしていないが、
議論の全体を聞いていれば、有識者会議の方向性がほぼ決まったことが分かる。

要するに、トンネル内の湧水全量を戻すことで中下流域の地下水に影響はないことを静岡県民に
どのように説明していくのか、そのために、JR東海には各種データをよりわかりやすく工夫する
ように求めたのだ。