>>212
JR東海からJR西日本へ、2011年に700系を譲り渡したとき、JR東海はそのころN700系を、1年間に16編成も作りつづけていたんだ。
JR西日本は、九州新幹線の博多〜新八代の開通に向けて、N700系の7000番台を、たくさん作らなくっちゃいけなかったからね。
700系を消滅させるために、N700系の1000番台や4000番台が作られていたときは、JR西日本は、新幹線の車両について、これだけに集中できたし、このときには、JR東海もN700S系で、N700系の2000番台を取り替えるつもりが、あったわけでさ。
N700系の2000番台を、JR西日本に譲り渡したところで、JR東海として、消滅させる計画のものが、あるていどの割合で、また乗り入れてくる、ってのも本末転倒になっちゃうし。
JR西日本が、新しい車両を作れる余裕があるときに、N700系の4000番台のほうを、増やしてもらっていたほうが、JR東海としても、都合がよかったわけじゃん。
16両編成について、JR西日本からすれば、N700A系でそろったから、しばらくは、車両を取り替える動機がないんだよなあ。N700系の5000番台の更新工事が終わるまで、距離の精算をかねて、東海道新幹線の「こだま」を中心に使うとかかなあ。