>>300
300系が、山陽新幹線の「こだま」に使えないから、500系を、その代わりにする、って判断されたのが、2007年の6月のことなんだよ。
2006年ごろは、300系を使うつもりで、話を進めていた(そのなかで問題がわかってきた)し、もし700系の7000番台を、そのときに作るためには、2004年には、その準備を進めていなくちゃ、いけないんだ。
そして300系を、もし325形を、"321形"に改造して、6両編成にするしようとしたとき、もちろんユニットは、2つの状態になるんだけど、重い故障をしたとき、300系の性能では、ユニットが1つの状態だったら、新関門トンネルから脱出するのに、ほかの編成か、救援の機関車が必要になってしまう。
0系・100系の4両編成も、おなじ条件で運転していて、このために新山口には、912形を救援の機関車として、配置していたんだよなあ。1997年まで、編成のなかのユニットは、少なくとも3つって考えかたを、2つでも組めるようにしたのは、救援の機関車を置けばいいじゃん、って割り切ったからだし。
つぎに条件が厳しいのは、700系の7000番台になるんだけど、これはユニットが1つでも、自分だけで脱出できる性能がある。
300系の3000番台を作ったときは、編成のなかのユニットは3つ以上、って考えかただったし、JR西日本も、16両編成から短くして、使うつもりがなかった。それが、0系を消滅させるときには、考えかたが変わって、短くして「こだま」に使ってみよう、それだけのことだね。