>>321
500系は、編成を短くすることを、考えてなかった?いやいや、設計のときに、「のぞみ」として、使わなくなったとき、12両編成の「ウエストひかり」へ、回せるようにしておこうって、考えられてたんだ。
このとき、山陽新幹線の「こだま」で使う専用の車両を、新しく作る話があったりとか、あとで700系になる、JR東海・JR西日本のどちらも使いやすい、共同設計の系式の設計も、はじまってたからねえ。
300系の3000番台を作ったときは、100系の3000番台を作って、すぐあとのことだったから、山陽新幹線の「こだま」は、100系の3000番台を短い編成にすれば、しばらく使えたし、300系を短い編成にするってのは、考えかたとしてなかったんだよ。「のぞみ」のダイヤを邪魔しないため、「こだま」にも、専用の新しい車両が必要になってくるかも、っていうことは、このころからあったみたいでさ。
もし、300系の3000番台を作るときに、"321形"を用意しても、このときは新幹線電車の基本として、編成のなかで、ユニットが3つ以上ある、ってのが条件だったから、6両編成を組むことができなかったし、"321形"を新しく作る、意味はなかったんだ。
それに「のぞみ」を、はやく山陽新幹線で走らせたかったから、設計を大きく変えるとか、考えてる時間もなかったしね。