>>475
「東海道の16両編成では2両ユニットより3両・4両ユニットの方が向いている」?キミは誘導されると、そういう短絡的な思考に、よくおちいっちゃうよね。面白いほど、はまりこんでくれるなあ。
すくなくとも、3両のユニットだったら算数的に、16両編成にたいしては、中途半端になっちゃうじゃん。300系では、300kWの主電動機のおかげで、16両編成のうち動力車を、10両にまで減らせるってところが先にあって、ユニットにできる組み合わせを考えたら、ひとまず、ああいうカタチになった。
323形だけは、ユニットから外れてるけど、となりのユニットにぶら下げることにしたから、ここだけを見たら4両のうち、動力車が2両になってるけど、16両編成にしたとき、動力車が8両を基本にできるわけじゃない。それも、300系がスマートじゃないところだよ。
組む編成が長めだったら、ユニットの両数も大きくしやすいし、機器を分散したり、機能を1両ずつ分けることもしやすい。だけど、コンバータ・インバータ装置の新幹線電車では、動力車の制御が1両ずつになっていて、まとめられても、1両に2両ぶんのものを付けるのが、せいいっぱいなんだ。300系のときは、装置も大きかったしね。
だからユニットでは、電源を担当する(変圧器がある)車両に、シンプルな動力車がぶら下がってる、ってのが基本になる。それをモジュール的に、柔軟にしておけば、ずいぶん楽になったはずでさ。
「走り込みの時間を短縮できるんだ」、あたりまえじゃん。システムをシンプルにしたり、実績のあるものにしておけば、検証する時間を短くできるわけだよ。