政治とダムの話をここでするなと言ってるのがいるが、路線が風光明媚なのと災害発生度には密接な関連があるわけで
鉄道は政治と治水事業に翻弄される立場である以上、無視して考えること自体が無理筋な話でしかない

これまでの経緯
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2008年9月 蒲島現熊本県知事がダム計画の中止を表明
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「生命・財産を守る」よりも「球磨川という地域の宝を守りたい」という思いから「洪水と共生する」道を選びたい

>平成13年には、ダム建設に反対する住民団体が「ダムなしでも球磨川の治水は可能」との見解を公表したことがきっかけとなり、
>「住民討論集会」がスタートしました。
>「球磨川という地域の宝を守りたい」という思いは、そこで生まれ育った者でしか理解できないような価値観かもしれません。
> しかし、この「ローカル」とも言うべき価値観は、球磨川流域に生きる人々にとって、心の中にしっかりと刻みこまれているような気がします。
>治水の方法論として、その地域なりの要望をよく聞き、流域に暮らす人たちの理解を得ながら進めていくというのがあるべき姿ではないでしょうか。
> 川辺川ダムの最大受益地である人吉市では、田中市長が現行のダム計画の白紙撤回を求めることを表明されました。
>ダム建設予定地である相良村の徳田村長も、川辺川ダム建設は現時点では容認しがたいと意見表明されております。
> 住民独自の価値観を尊重することによって、人や地域が輝き、真に豊かな社会が形づくられます。その時、住民の幸福量は増加したといえる
>のではないでしょうか。
> ここにおいて、私は、現行の川辺川ダム計画を白紙撤回し、ダムによらない治水対策を追求すべきであると判断したことを表明いたします。
> 最後になりましたが、川辺川ダムを造らないからといって、水害による被害から目をそらすことはできません。しかし、有識者会議の佐藤洋平
>委員が提言されたように、「洪水を治める」という旧来の発想から脱却し、「洪水と共生する」という新たな考え方に立脚すべきであると考えます。

2009年9月 前原国交相 川辺川ダム建設中止を明言
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