国交省「ヤード整備容認を」 次官と知事がきょう会談
2020年7月10日 05時00分
https://www.chunichi.co.jp/article/86535?rct=h_tokai_news
>リニア中央新幹線の南アルプストンネル(静岡市葵区)工事を巡り、国土交通省は九日、
JR東海が六月中の着工を求めていたヤード(作業基地)整備を速やかに容認し、
七月の早い時期に必要な手続きを進めるよう、県に提案した。
藤田耕三事務次官が十日に来県し、川勝平太知事に趣旨を説明する。
知事は大井川流域市町の首長らの意見を踏まえ、受け入れるか判断する構えだ。
二人の会談は、県のホームページから誰でも視聴できるようにする。
本紙の取材に、難波喬司副知事は「(提案は)全然受け付けられませんというものではなく、
考慮しないといけない。流域市町が今までの考えを保持するか、
状況が変わったので良いというか確認したい」と語った。
川勝知事は「大井川流域市町長の意見を確認の上、国交省の意向の詳細を伺いたい」、
JRは「内容を拝見する」とのコメントを出した。<