南海高野線、踏切の遮断機下りずに列車通過 設定ミスが原因
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配信: 2021/05/26 10:31
https://raillab.jp/news/article/24799


高野線 (sugisan1973さん撮影)
©sugisan1973さん

2021年5月24日(月)16時23分頃、堺市堺区の南海高野線 三国ヶ丘1号踏切において、踏切の遮断機が上昇した状態で列車が通過する事象がありました。

踏切通過列車の運転士が三国ヶ丘1号踏切を通過する際、一旦下がった遮断棒が上昇、自動車が同踏切道を横断していることに気付き、直ちに非常ブレーキを操作するとともに警笛を鳴らしたものの、当該列車は同踏切を約60メートル(m)通過して停止しました。自動車と列車の接触はありませんでした。また、踏切の通行者や、列車の乗客に怪我はありませんでした。

この後、高野線では、踏切が正常に動作することを確認できるまでは、踏切で列車を一旦停止させ、安全を確認した後に通過させていましたが、18時3分から正常に動作することが確認できたため通常運転が再開されています。

原因について南海電鉄は、列車が在線することを検知する軌道回路の部品を交換している際に、その設定に誤りがあり、列車が在線していない状態を示したことから、当該列車が接近しているにもかかわらず、踏切の遮断棒が上昇したと説明しています。



ニュースURL
•南海電気鉄道 - 南海高野線で踏切の遮断棒が上昇した状態で列車が通過した件につきまして(PDF:93KB)
file:///C:/Users/Personal/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/VCO1FRNI/210524.pdf
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遮断棒上がったまま…踏切を南海電車が通過 堺で装置の設定ミス
社会
速報
大阪
毎日新聞 2021/5/24 21:27(最終更新 5/24 21:38) 有料記事 429文字
https://mainichi.jp/articles/20210524/k00/00m/040/347000c



南海電鉄のロゴ

 24日午後4時23分ごろ、堺市堺区向陵中町2丁の南海電鉄高野線三国ケ丘1号踏切で、和泉中央発難波行き区間急行電車(8両編成)が遮断棒が上がったまま通過した後、緊急停止した。電車の通過を認知する装置が正常に作動しなかったことが原因らしい。直前に踏切を車が横断していたが無事だった。電車の乗客約150人にもけがはなかった。

 南海によると踏切の約100メートル手前で、30代の男性運転士が横断する車に気がつき、非常ブレーキをかけて警笛を鳴らした。当時の区間急行の時速は約65キロで、踏切を約60メートル通過した後に停止した。



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