>>61
道経連青函物流プロジェクトチームの石井吉春座長はPFI方式の具体的手法を発表した。
JAPICの提案とは別に、学識者や民間による第二青函多用途トンネル構想研究会が提案した計画をベースとし工事費は7073億円と設定した上で、BTO方式と公共施設等運営権を民間に委託するコンセッション方式とで実現可能性を比較。
その結果、運営対価の総額が多額となり事業期間も超長期になるものの、コンセッション方式が実現可能性が高いとした。

シンポジウムには建設業者ら約60人が参加。
パネルディスカッションでは、JAPICの藤本貴也国土・未来プロジェクト研究会委員長が津軽海峡トンネルの実現に向けて、
国民的なコンセンサスを醸成するため「常に必要な事業だと言い続けなければならない」と、持続的な活動の推進を指摘した。