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JR北海道は22日、20代の男性車掌が室蘭線室蘭駅(北海道室蘭市)の休憩所で寝過ごし、同駅発東室蘭行き普通列車の出発が9分遅れたと発表した。

男性は、この日が車掌として初の乗務だったという。

同社によると、男性は同日午後3時38分に同駅に到着した列車の乗務を終え、駅構内にある乗務員休憩室で休んでいるうちに眠ってしまったらしい。

午後4時半の出発時間になっても姿を現さなかったことから、運転士が指令センターに連絡。

センターから連絡を入れても反応がなく、係員が休憩所に駆け付け部屋をノックするなどして目を覚ましたという。影響人員は約15人。

JR北の広報部は「指導を徹底し、再発防止に努める」としている。