静岡県はJR東海に空港駅を断られヘソを曲げたんだよ

島田商工会議所 会議所ニュース2017年3月号より
周辺地域の活性化を踏まえた東海道新幹線「富士山静岡空港駅」(新駅)の設置について(継続)
(回答)
東海道新幹線「富士山静岡空港駅」(新駅)の設置につきましては、平成10年度に東海道新幹線静岡空港駅設置期成同盟会が発足し、平成12年8月の総会において、直下駅案が最適であるとされました。
その後、県とJR東海との協議が進まず、期成同盟会としての活動は停滞していましたが、富士山静岡空港開港後の平成22年頃から期成同盟会の活動とは別に、県において新駅設置に向けた動きが出てまいりました。
平成26年度には、新駅関連施設である連絡通路及び駅前広場における位置や構造等の概略検討をを行い、平成27年度は、県が設置している有識者会議である「新駅技術検討委員会」において新駅の建設を技術面から検討し、駅の構造や位置、費用等の調査を行い、平成28年度には、JR東海との合意形成が整い次第、必要な調査・設計等に着手していけるよう、10億円の予算を盛り込んでいます。
また、県は、「国の大規模な広域防災拠点」である空港の利便性が増すことや、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催による一時的な空港需要増にも対応できる「首都圏空港」としての活用等、新幹線新駅の設置の有用性についてJR東海や国に働きかけていると聞いております。
こうした県や国等の動向を見ながら、東海道新幹線静岡空港駅設置期成同盟会をはじめ、各方面に対して、島田市や空港周辺地域のために最も有益な新駅となるよう、働きかけてまいりたいと考えております。
【戦略推進課】
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