そして私の思う松戸の自慢です。

松戸駅はオリンピックで工期が大遅延しましたが、2個目の駅ビル建設計画が始まったことはご存知かと思います。さらに柏駅前では既に設定された都市再生緊急整備地域に松戸駅も候補選定されたことで、国からの追い風が吹いていること。加えて松戸駅周辺の唯一の開発余力地である、松戸駅東口の旧大蔵省の住宅跡地と大学、公園が一体となって行われる、新拠点ゾーンの基本計画が無事策定されたことで、松戸駅前の発展が顕在化しています。

あとは皆さんご存知のマツモトキヨシの本社が新松戸にあること、小学生のモーターの授業で必ず使われるであろう世界トップのシェアを誇るマブチモーターがあること、つけ麺日本一に輝いた冨田製麺があること、美しい夜景の見れる江戸川があること。

松戸は分散しているからこそ住む人の目的も違います。東松戸は都内に近いけど成田空港にも近くに住みたいビジネスマンが、八柱には日本さくらの道100選に選ばれたさくら通りを楽しまたいファミリーが、新松戸はチェーン店よりも自営業の店がたくさんあるような地元愛のある人、そして昔ながらの下町松戸に住む人。すべて松戸の乗り換え駅ですが、色々な人が住んでいて面白いです。

柏市は都市と田舎のハイブリッドとしての多様性を持っていてこれまた魅力的で、松戸にはないものです。誇るべきです。
しかし松戸も成熟した街の中でも多様性があるということです。

松戸柏論争には争うべき内容がズレすぎていて終わりがないのだと思います。

面白くないけど性質上から判断すれば、松戸vs市川が正しいと思います。ただ柏と似た性質をもつライバルを千葉県内では探しづらいので、やはり松戸柏が比べやすいんでしょうね。

これを読んでいる松戸市民がいると思いますが、松戸市のブランド力を下げているのは、一部の自虐に走る松戸市民そのものだったりします。ぜひ自分の市についてよく知ってもらいたいです。