福井新聞の調査報道「ふくい特報班」(通称・ふく特)が読者アンケートを行ったところ、県内開業への「懸念」や「課題」があるとした人は回答者の9割以上を占め、その理由は「関西・中京方面へのアクセス」と「在来線」に関する意見が集中した。
懸念材料で最も目立ったのが「関西圏や中京圏との行き来が不便になる」との意見。「サンダーバード、しらさぎが敦賀乗り換えになり、時間も運賃もかかるのでは」「大阪、名古屋へ直行できず不便」などと特急のアクセスに対する不安の声が相次いだ。
JRから並行在来線を引き継ぐ第三セクターに関しては「赤字が膨らめば税負担が多くなるのでは」などの意見が寄せられた。新幹線や在来線の運賃に気をもむ回答も目立った。